最終更新日:2021年3月9日
株式会社ビーナスでは、令和3年度(2021年度)介護保険制度改定に対応した新サービス体制として、「科学的介護」を推進します。
※対象事業所:ビーナスクラブ、ビーナスプラス、ビーナスケアセンター
機能訓練・口腔訓練・栄養状態などの情報を収集、厚生労働省の推進するシステム(LIFE)へ提出し、フィードバック(アドバイス)を受けながら、サービスの更なる改善を行っていきます。
本ページでは、新サービス体制の開始にともなう、Q&Aをまとめさせていただきました。
1)改定の概略について
Q.今回の介護報酬改定を受けて、どのような方針で対応する予定ですか?
A.ケアマネージャーの皆様には、FAXで通知しておりますが、
1)リハビリテーション・機能訓練・口腔・栄養の取組の連携強化
2)科学的介護の推進
の2点をポイントに、改定に対応する準備を進めています。1)では、新たに「栄養」に関するサービスを提供致します。
Q.新たに対応する加算はどのようなものですか?
A.以下の通りとなります
(サービス提供体制強化加算については、事業所ごとにお知らせ致します)。
▼ビーナスクラブ
個別機能訓練加算(Ⅰ)イ・(Ⅱ)、口腔機能向上加算、栄養アセスメント加算、科学的介護推進体制加算、介護職員処遇改善加算(Ⅰ)
▼ビーナスプラス
個別機能訓練加算(Ⅰ)ロ・(Ⅱ)、口腔機能向上加算、栄養アセスメント加算、科学的介護推進体制加算、介護職員処遇改善加算(Ⅰ)、入浴介助加算(Ⅱ)
▼ビーナスケアセンター
個別機能訓練加算(Ⅰ)ロ・(Ⅱ)、口腔機能向上加算、栄養アセスメント加算、科学的介護推進体制加算、介護職員処遇改善加算(Ⅰ)、入浴介助加算(Ⅱ)
Q. 要支援の方は、今回の改定で何が変わりますか?
A.現在、変更されるかどうかは管轄市町村に確認しておりますが、回答待ちの状態です。
詳細情報が分かり次第、改めてご連絡させていただきます。
2)個別の加算について
Q.栄養アセスメントとは、どのようなサービスですか?
A. ご利用者様に、3ヵ月に1回栄養に関するアセスメントをします。そのアセスメントシートを提携管理栄養士が、「低栄養かどうかの評価」を行います。結果については、ケアマネージャー様、ご利用者様へフィードバックさせていただきます。
また、その他栄養改善に関する情報を定期的に行う予定にしております。
Q. 新しい栄養サービスですが、必ずサービスを受けなければならないのですか?
A. いえ、必ずしも必要ではありません。ご本人様のご希望をお聞きしながら、ケアマネージャー様とご相談しながら決めてさせていただきます。
ただ、厚労省からは機能訓練・口腔・栄養と一体的にサービス提供することが効果的との発表がありました。
ビーナスでも、それぞれの機能が良好な状態であることが、ご利用者様のQOLを高めるものだと考えておりますので、一体的なサービスを受けられることをお勧めしています。
Q. 栄養アセスメントシートはどのようなフォーマットですか?
A.詳細はフォーマットが完成次第、ご担当ケアマネジャー様に共有いたしますが、管理栄養士が監修し、低栄養かどうかの判断が可能な項目を入れております。
Q. 栄養アセスメントの結果、問題が無かった場合は終了となりますか?問題があれば何かのサービスを受けられるのですか?
A.1回のアセスメントで問題なくても、継続して実施することをお勧めします。
3か月の1回のフィードバックを受けることで、栄養意識が高まり、未然に低栄養の状態を防ぐことにもなります。
もし、低栄養と判断されれば、管理栄養士の助言等を踏まえ、ご利用者様にアドバイスさせていただきます。
Q. 入浴介助加算について自宅にお風呂がない、もしくは入らない場合はどうなりますか?
A. 行政に確認していますが、解釈通知待ちでまだ分からない状態です。
詳細が分かり次第、改めてご連絡させていただきます。
Q.科学的介護加算について、厚労省にデータを渡したことによりどのようなフィードバックをもらえ、利用者様にはどんな形で還元されるのでしょうか?
A. 行政に確認しているものの、まだ不明な点が多い状況ですが、全国ご利用者様との比較データなどのフィードバックを受け、ご利用者様へのサービス向上につなげて参ります。
詳細が分かり次第、改めてご連絡させていただきます。
Q. サービス内容が変更になりますが、ケアプランへの反映は必要ですか?サービス担当者会議は必要ですか?
A. 大変お手数をおかけしますが、ケアプランの修正及び、サービス担当者会議をお願いすることになるかと思います。
不明な点も多い状況ですので、詳細が分かり次第、改めてご連絡させていただきます。