おうちトレーニング
「ながら」で出来る!足指や足首を鍛えて転倒を予防しよう♪
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ビーナスが年4回、ご利用者様向けに発行している季刊誌『ビーナスレター』の1コーナーに『おうちトレーニング』というものがあります。
このコーナーは「ご自宅でできる簡単な運動を通して筋力や体力の低下を防ぎ、もっと元気に毎日を楽しんでほしい!」との想いから作られました。
今回ご紹介する『おうちトレーニング』は、「『ながら』で出来る転倒予防トレーニング」です。
足指や足首を鍛えて反応を高めることで、地面を踏みしめる力が強くなり、転倒を予防することができるようになります。
足指のトレーニング
①足指じゃんけん
足の指で「グー」「チョキ」「パー」を作ります。座っている時や寝転んでいる時など、いつでもできるトレーニングです。
グー:しっかりと足指の全ての関節をまげるように握りましょう。
チョキ:親指はまっすぐ上に、他の指は下に分けて動かしましょう。
パー:足の指の間が全て開くようにしっかり広げてみましょう。
②足指クレーン
床に置いた物を足の指で掴み上げます。親指と人差し指で挟むのではなく、全ての指を使って関節で握り込むようにイメージしましょう。
地面をつかむトレーニングになります。
③タオルギャザー
タオルを床に置き、指の力でたぐり寄せます。慣れてきたら写真のように重し(ペットボトルや本など)を置いて実施すると効果アップ!
たぐり寄せた後は、杖などで押し返しましょう。
足首のトレーニング
④ボール転がし
座った状態で足の下にボールを置き、前後左右や円を描くようにボールを転がしましょう。
ボールから足が落ちないように、足の裏でしっかりボールをコントロールしてください。
⑤不安定板での運動
ゴルフボールや野球ボールなど硬くて丸いものの上に板を置きます。座った状態でその板の上に足を置き、板が地面に触れないように、前後左右に動かしましょう。
まとめ
④や⑤は立った状態で行うことでさらに効果が高まります。ただし、転倒の危険も高まりますので、必ず他の人に補助してもらうか両側に持つところがある場所で実施しましょう。
①〜⑤の運動は全て、座り「ながら」やテレビを見「ながら」、食事をし「ながら」行うことができるものばかりです。
足指や足首の感覚が高まることで、動作の 安定性や反応速度があがり、転倒防止につ ながります。
また、偏平足や開張足など痛 みやしびれにつながる足の変形も予防、改善が期待できますので、ぜひやってみてください!