おうちトレーニング
丹田を意識したトレーニングでインナーマッスル(体幹)を鍛えよう!
公開: 最終更新:
ビーナスが年4回、ご利用者様向けに発行している季刊誌『ビーナスレター』の1コーナーに『おうちトレーニング』というものがあります。
このコーナーは「ご自宅でできる簡単な運動を通して筋力や体力の低下を防ぎ、もっと元気に毎日を楽しんでほしい!」との想いから作られました。
今回ご紹介する『おうちトレーニング』は、「丹田を意識したインナーマッスル(体幹)を鍛える運動」です。
両手を広げるだけのかんたんな運動でなので、ぜひやってみてください!
基本姿勢
まずは、トレーニングを行うための基本姿勢についてご紹介します。
- インナーマッスルに意識しやすいように、立位で実施してみましょう
(※バランスに不安がある方は座位で行いましょう) - 足幅は肩幅〜腰幅にセットしましょう
- 足の裏全体で床を踏み安定させましょう
- おへそを背骨に近づけるイメージでお腹に力を入れながら呼吸を繰り返す→丹田に力を入れる
おへそから5cm下、背骨に向かって5cmくらい奥の場所。臍下(せいか)丹田とも呼ばれる。
古代中国の医学では「丹=不老不死の薬、田=これを産する土地」を意味し、「丹田に力を入れれば、健康と勇気を得られる」とされる。
体幹を鍛えると転倒予防にも繋がります。「最近なぜかつまづきやすくなった」という方はぜひ、体幹を鍛えてみましょう。
やじろべい体操 (片側2~3往復)
★基本姿勢&丹田を意識し、姿勢を正しましょう
1.手を広げる
両腕を肩の高さに伸ばします。
2.そのままの手の角度で体を傾ける
丹田を意識し、お腹を薄く保ちながら(お腹に力をいれてへこませた状態)左右交互にゆっくり傾けましょう
竹とんぼ体操 (片側2~3往復)
★基本姿勢&丹田を意識し、姿勢を正しましょう
1.手を広げる
両腕を肩の高さに伸ばします。
2.そのままの手の角度で体をねじる
丹田を意識し、お腹を薄く保ちながら(お腹に力をいれてへこませた状態)左右交互にゆっくりねじりましょう。
まとめ
今回のトレーニングの注意点は以下の4つ。
- 息こらえしないよう呼吸を意識しましょう
- 腰に違和感や痛みのある方は痛みのない範囲で行いましょう
- 肩や肘に違和感や痛みのある方は痛みなどのない高さで調節します
- バランスに十分注意して行いましょう
効果的なトレーニングを行うためには、エネルギーとなる「酸素」がとても重要です。
しっかりと呼吸をしながら、痛みのでない範囲で調整しつつ、体操してみてくださいね!
ちなみに、椅子に座った状態から始めるトレーニングもありますので、合わせて読んでみてくださいね!