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年を取ると筋肉痛が遅れてくるのはなぜ?知っておきたい筋肉痛の種類

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「運動した翌日に筋肉痛がきたから自分はまだ若い」とか「もう年だから、筋肉痛は明後日かな~」なんて思ったことはありませんか?

実は、筋肉痛が2種類あることをご存知でしょうか?

今回は、意外と知らない「年齢と筋肉痛の関係」ついてご紹介させていただきます。

 

筋肉痛の種類について

筋肉痛には、運動している最中に発生する「現発性筋肉痛」と、運動の数時間~数日後に発生しその後数日間続く「遅発性筋肉痛」の2つの種類があります。

現発性筋肉痛が発生するのは筋肉に乳酸が蓄積することが原因で、筋肉が熱を持ち焼け付くような痛みを感じます。

対して、遅発性筋肉痛が発生するのは筋肉が引き伸ばされる伸張性収縮運動をしたことによる筋肉の損傷が原因で、該当の筋肉を動かした時に痛みを感じます。

 

筋肉痛が遅れてくるのは「個人差」が大きい

一般的に「筋肉痛」と言うと、後者の遅発性筋肉痛を指します。

急な坂道や長い階段を駆け降りると、その場ですぐにではなく、翌日や翌々日に太腿などに筋肉痛が発生した経験はありませんか?

これが遅発性筋肉痛です。

実は筋肉痛が遅れてくるのは、もちろん加齢による身体機能の低下も原因の一つではあるものの、どちらかというと「運動の習慣」や「筋肉の質」による個人差が大きいのです。

筋肉痛のメカニズムは未だに完全には解明されていませんが、筋肉にかける負荷が高ければ高いほど、激しい筋肉痛が短い時間で発生することが分かっています。

つまり負荷が低い場合、筋肉痛はゆっくりとやってくることになります。

筋肉痛の発現が遅くなるのは、年齢よりも「普段どれだけ筋肉を使っているか」や「伸縮に強い(損傷しない)筋肉の質か」が大きな理由になるということです。

ですから、運動の負荷によっては20~30歳代でも2~3日遅れで筋肉痛になるのは当然に に起こりうることです。

 

まとめ

運動をした後、2~3日してから筋肉痛が発生したからと言って「年をとったな……」と思ったり、「周りの同年代はまだそんなこと無いのに……」と落ち込む必要はありません。

あくまでも、「普段使っていない」もしくは「普段使っている以上に筋肉を使った」ことで、その痛みが発生しているだけなのです。

むしろこれを機会に、「体を動かす」ことに意識を向けてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、運動は「不足」はもちろん、「やりすぎ」も体に良くないことを知っていますか?「適切な運動の加減」については、下記の記事をぜひ読んでみてください。

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