おうちトレーニング
足のむくみを改善して転倒を予防するトレーニング
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ビーナスが年4回、ご利用者様向けに発行している季刊誌『ビーナスレター』の1コーナーに『おうちトレーニング』というものがあります。
このコーナーは「ご自宅でできる簡単な運動を通して筋力や体力の低下を防ぎ、もっと元気に毎日を楽しんでほしい!」との想いから作られました。
今回ご紹介する『おうちトレーニング』は、「足のむくみを改善して転倒を予防するトレーニング」です。
足のむくみは感覚障害を伴うことが多いため、歩いているときに足の裏と床の間にクッションがあるように感じてしまいます。これは床の形状が分からなくなってしまうため、転倒の危険性が上がってしまうのです。
足のむくみ改善して、安全に歩ける足の状態を作りましょう!
トレーニング①:ゴキブリ体操
足がむくむのは、足に余分な血液や老廃物が溜まった状態だからです。
なので、足に余分に溜まった血液や老廃物を再び循環させるために、寝る前に「ゴキブリ体操」をやってみてください。
方法はとっても簡単!仰向けに寝て、足上げた状態で足先をブルブルさせましょう。
足が上がりにくい方は、足の下にクッションなどを入れて実施してください。
古く溜まった血液や老廃物が、足の先から体の内臓に戻っていくのを想像しながら実施することで効果アップ!
ブルブルする時間は、最初は1分程度から、なれてきたら3分程度まで実施してください。ブルブルした後は、1分程度そのままの姿勢を保ち、ゆっくりと下ろした後起き上がらずに眠りましょう。
トレーニング②:タオルギャザートレーニング
転倒を予防するためには、「床が傾いていないか」や「凹凸が無いか」などを知る足の裏の感覚と、バランスを崩しそうになった時に床を踏みしめる指の力がとても重要です。
そこで、その両方を鍛える「タオルギャザートレーニング」についてご紹介します。
こちらのトレーニングもとっても簡単!
タオルを床に縦に敷き、素足でタオルの上に足を置き、足に指でタオルを手繰り寄せましょう。
膝の一よりも足の指が前方にくるように、膝を90度以上に伸ばして実施してください
注意したいポイントは「指の曲げ伸ばしをしっかり意識すること」「できるだけ土踏まずをタオルにつけないように足の裏が山の形になるようにすること」の2点です。
まとめ
「ゴキブリ体操」と「タオルギャザートレーニング」で、足のむくみを改善するとともに、足の指の力と足裏の感覚をアップさせて転倒を予防しましょう。
どちらも簡単なトレーニングなので、ぜひやってみてください!!