おうちトレーニング
これだけやっとこ運動『股関節のストレッチとももの運動』
公開: 最終更新:
ビーナスが年4回、ご利用者様向けに発行している季刊誌『ビーナスレター』の1コーナーに『おうちトレーニング』というものがあります。
2021年度の年間テーマは「これだけやっとこ運動!」
新型コロナウイルスの流行の影響で、どうしても日々の運動が少なくなりがちですよね。毎日体を動かす時間を決めて、「ほんの少し」運動する時間を確保しましょう。
今回は、『股関節のストレッチとももの運動』についてご紹介させていただきます。
これだけやっとこ!その壱:股関節のストレッチ
実施方法:10~15秒間/1~2セット
まずは姿勢を正して座ります。
両足の幅を肩幅がスッポリ入る大きさに開きます。両手は膝の内側に当てましょう。
口からゆっくりと息を吐きながら、両手で膝を外側に押し広げて、内もも・股関節をストレッチしましょう。
ポイント
- 姿勢を正した状態を意識しましょう。
- 自然呼吸を心がけましょう。
- 痛みを我慢せず、気持ちよさを感じる範囲でゆったりと行いましょう。
効果:動きがダイナミックに!
股関節の周囲が柔らかくなることで、下肢の動きがスムーズになります。
歩きやすさにつながりますので、大きな動き(ダイナミックな動き)もできるようになります。
これだけやっとこ!その弐:ゆ~っくり立ち座り(ももの運動)
実施方法:8~10回
まずは姿勢を正して座ります。
足幅は、肩~腰幅に開き、膝の下につま先がくるようにかかとをすこし引きます。目線はつま先より20~30cmほど前方に向けましょう。
お辞儀するイメージで状態を傾け、お尻を浮かせながら、できるだけゆっくり立ち上がります。
立ち上がり後、まっすぐに立ち姿勢を安定させましょう。
お尻を突き出すように、ゆっくりと座ります。
ポイント
- 慌てずゆっくり行いましょう。
- 呼吸を止めないように行いましょう。
- ドスン!と座らないよう、ゆっくり行いましょう。
- 足幅を確認し、かかとが浮かないようにしましょう。
効果:階段の昇り降りに効く!
歩行時に重要な、もも前・もも裏・お尻に効くトレーニングです。
繰り返しトレーニングすることで歩行持続時間がながくなりますし、階段等の昇り降りがスムーズになります。
まとめ
『ビーナスレター』の『おうちトレーニング』は「ご自宅でできる簡単な運動を通して筋力や体力の低下を防ぎ、もっと元気に毎日を楽しんでほしい!」との想いから作られました。
ご紹介しているストレッチや運動を、ぜひやってみてください。
あなたに合った「ほんの少し」を、時間を決めて行うことを習慣づけて、身体活動量を確保しましょう!