おうちトレーニング
脳を活性化させ認知症を予防するための「手の体操」
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ビーナスが年4回、ご利用者様向けに発行している季刊誌『ビーナスレター』の1コーナーに『おうちトレーニング』というものがあります。
このコーナーは「ご自宅でできる簡単な運動を通して筋力や体力の低下を防ぎ、もっと元気に毎日を楽しんでほしい!」との想いから作られました。
今回ご紹介する『おうちトレーニング』は、どこでもできる「手の体操」です。
最近、物忘れが多くなった……などと感じている方はおられませんか?実は手を動かすことで、認知機能の低下を予防できるんです!
①指のストレッチ(1回20~30秒程度)
人差し指から順番に、もう一方のての指を使ってゆっくりと伸ばしましょう。
中指⇒薬指⇒小指と続けて伸ばしたら、最後に親指を伸ばしましょう。
※「ゆっくり・優しく」を意識しましょう。無理にのばして痛みが出ないように注意しましょう。
②グーパー運動(10回×3セット程度)
指を曲げてこぶしを作り、しっかりとにぎります(グー!)。次はしっかりと力いっぱい広げます(パー!)。
「グーパー!グーパー!」とテンポよく繰り返してみましょう。
③指回し運動(各指30秒程度)
軽く指をまげた状態で、ボールを握るように両手の指を全てくっつけましょう。
親指から順番に、指同士がぶつからないように30秒間回します。
人差し指⇒中指⇒薬指⇒小指と、全ての指で行いましょう。
④一人じゃんけん(5回を2セット程度)
右手と左手を使ってじゃんけんをします。
まずは左手が「負け」で右手が「勝ち」になるようにします。次は右手が「負け」で左手が「勝ち」になるようにします。
まとめ
手を使うと、脳の血流量が10%も上がると言われています。脳の血流量が下がると、神経細胞が減少し、物忘れがひどくなったりします。
手を意識して動かすことは、脳を活性化させ、認知機能の低下を予防するのに効果的なんです。
ぜひ積極的に動かしてみてくださいね!