介護予防運動の秘訣
誰でも運動が好きになる!知っておきたい4つのステップ
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年齢を重ねるごとに体を動かすのがついつい億劫になりがち……
でも、運動をサボればサボるほど、身体機能(ADL)はますます低下し、そしてさらに体を動かさなくなる、という悪循環に陥ってしまう可能性があります。
では、どうすれば「もっと運動したい!」「体を動かすことが楽しい♪」と感じることができるのでしょうか?
今回は、ビーナスが大切にしている「運動を好きになる4つのステップ」についてご紹介させていただきます。
STEP1:一人ではなく、みんなで楽しむ
1人で始めて継続できる人もいますが、多くの人は「楽しさ」が感じられず途中で続けられなくなります。まずは、運動を楽しむことが、継続させるコツです。
さらに、グループで運動することは 「幸福感」を高める効果があります。
この効果は、スポーツだけではなく、集団で音楽やダンスをすることで、社会的な集団活動が人々に高揚感を与えると言われています。
STEP2:頑張りすぎず、2~3日休む
運動をすることは大切ですが、「無理に運動しすぎると、体に負担がかかります」
運動後に2~3日の休息をし、その後訪れるといわれる「超回復期」に次の運動を行うと、より効果的に筋力アップを目指すことができるでしょう。
STEP3:小さな変化に気づく
運動をしてすぐに大きな効果がみられることはありませんが、よく振り返ってみると、「できなかったことがいつの間にかできるようになっている」という小さな変化がたくさん現れています。
それを気付づくことがが出来れば、「今度はどんな変化が生まれるんだろう?」と運動することが楽しくなり、継続することができます。
STEP4:具体的な目標を持ち頑張る
様々な変化に気づくことができるようになれば、「もしかしたら○○できるようになるかもしれない」という想いが芽生えるはず。
ここまできたら、「スーパーまで転倒しない!」や「日帰り旅行に行く!」といった具体的な目標を持つことで、より一層のやる気と充実感が得られるようになります。
この具体的な目標こそ、運動の成果を出し、長続きさせるコツです。
まとめ
今回紹介した4つのステップをまとめると以下の通り。
STEP1:一人ではなく、みんなで楽しむ
STEP2:頑張りすぎず、2~3日休む
STEP3:小さな変化に気づく
STEP4:具体的な目標を持ち頑張る
目標に向かってコツコツと成功を積み重ねることが、良い循環を生んでいくので、STEP1~STEP4の順番がとても大切です。
例えば、先に立ててしまった目標がかなりの努力を要する場合、なかなか達成できないことでやる気の低下につながってしまうことすらあり得るからです。
ぜひ皆さんも、自分なりの目標に向かって、運動に取り組んでみてくださいね!