介護予防運動の秘訣
疲労感が無いと運動量が足りない?実は難しい運動の加減
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運動は「不足」はもちろん、「やりすぎ」も体に良くないことを知っていますか?
「最近体がなまってきたからトレーニングしよう!」と急にたくさんのトレーニングを行い、逆に足や腰を痛めてすぐにトレーニングをやめてしまう。
かとって、近所をちょっとウォーキングするくらいでは「本当に健康につながっているのかな?」と不安。
それでは、「どれくらいの運動が良いの?」ということで、今回は「適切な運動の加減」についてご紹介させていただきます。
健康維持に重要なのは「脂肪」を燃やすこと
運動するときの主なエネルギー源は「脂肪」と「糖」です。
この2つのエネルギー源は、運動の「強度」によって、使われる比率が違ってきます。
激しい運動では「糖」の消費率が高くなり、軽い運動だと「脂肪」の消費率が高まります(ジョギング程度の運動強度でだいたい50%ずつ消費)。
肥満や生活習慣病を予防するためには、この「脂肪」を燃焼させる必要があるため、たまに激しい運動をするより、軽い運動を毎日続ける方が効果的なんです。
運動の習慣化
日本人には生真面目な性格の人が多いせいか、運動を始めるとつい頑張りすぎる傾向がみられます。
中高年の場合には、張り切りすぎて足や腰などを痛める例もよくあります。
大切なことは、楽な運動でいいので「定期的に長く続けること」。忙しいときや風邪を引いたときには、2、3日休んでもかまいません。義務感からではなく、楽しみながらやるのが長く続けるコツです。
まとめ
「健康やダイエットのために運動をしたい」と思った時は、急に「疲れてもう動けない!」と自分を追い込むのではなく、「まずは近所の散歩から始めてみようかな~」くらいの軽い気持ちでスタートしましょう。
週に1回だけ1時間の運動をするよりも、1日に5分の運動を毎日続ける方が、「脂肪」を燃やし、ダイエットや生活習慣病の予防に繋がります。
無理なく毎日続けられる方法をぜひ見つけてみてくださいね!
ちなみに、「ダイエット=体重が減ること」と勘違いしていませんか?ダイエットの敵だと思っている脂肪の正しい知識を身につけ健康的にダイエットしていきましょう。